7th
最初は、義務を増やせば部として安定するだろうと思った。
たとえば、展示会を定例化するとか、年一回は作品を出すよう部員に義務付けるとか。
だけどそれをやってしまうと、発展性がない。自由な発想の余地がない。
同じことの繰り返しの中から、生じるクリエイティビティもあるかもしれないけれど、やっぱり、自分としては、常に環境に応じて変化を続けられるサークルであってほしいなと思った。
それに、サークル創立時のコンセプトからすれば、クリエイティビティを失った時点で、もはやこのサークルがサークルとして存続する価値はない。
というわけで、あまり義務を作らないことにした。
テントはぶっちゃけ失敗だったと思う。
参加者するといっていた人が予想を下回ったというのも正しいし、そうなることを予測できなかった運営の、事前のリサーチが足りなかったというのも正しい。
当初の目的を見失っていた感じがある。
つまり、黒字を出して利益を獲得することに対する意欲が足りない。
去年結局あまり利益が出せなかったという点も、それなりに影響を与えていると思う。
個人のポケットマネーになるはずが、部費になってしまったというのがよくない。
人にお金をあげて、自分が利益に貢献したという実感を与えるべきだった。
そう、実感。
所属意識がどうこうというのならば、まず先に、部員たちが部としての利益になんらかの形で関わってもらうことが必要だったかな、と思う。
たとえば、僕にとっては、春先にやったウェブサイト制作。あれが部としてのメリットになると同時に、自分の評価を高める材料として作用した。
そういう、部にとってメリットがあると同時に、各個人にとっても、役に立った!人から評価された!という感触が必要なのかな、という気がする。
結局、団体としてうまくまとまっていくためには、義務を増やす必要がある。
ただし、対外的な義務ではなくて、体内的な、もっとメンバーに運営側としての自覚を持ってもらうための義務だ。
昔やっていた某仮想週刊誌では、ある時期運営メンバーがものすごく不足して、それに危機感を感じた古株が、新人を編集部に引き込むキャンペーンを展開した時期があった。
そのときに引き込まれたメンバーは、今でも中心的ポジションで、腕を振るっている人たちが多い。
その理由を考えてみると、やっぱりなんだかんだといって、「編集部にはいった」というそのこと自体が、一番大きく関与しているのではないかと思われる。
編集部にいれば、何ヶ月かに一度、企画を立てようという話になるし、結果として運営に関わることになる。
そのときの経験が、後に愛着心となって、人を居残らせる。
というわけで、何かしら強制的に、今までなら運営がやっていたような仕事をヒラの部員にやらせるというフェイズが、必要なのかな。
責任の所属を明確にして、逆にいえば、この部分は俺がやったと、他人にアピールできるような部分を作ってやらないといけないのかな。
YosukeM's
